銀(シルバー)を磨く理由は「文化」?!

先日、カナダ人の友人と子供のころの思い出話で盛り上がりました。友人は子供の頃、親の手伝いとして家にある銀の食器を磨かされたそうです。銀の食器?!私の家には銀の食器なんてなかった・・・今もないですが(-“-)

欧米(カナダも!)では銀の食器は普通に使われているそうです。

昔の西洋では、貴族や中流階級の間で富の象徴として銀の食器が古くから使用されて、そして親から子、子から孫へと代々受け継がれています。銀はお手入れをしないと変色します。その手入れの仕方でその家の“質”がわかるとまで言われるほど、その家の文化のバロメーターとなっていたそうです。ピカピカの銀食器がその家の“質”、“文化度”を測る目安とされていました。

銀食器には銀食器の格付けを意味する「刻印」があります。英国政府認定刻印で最も権威のあるの「レオパード」マークは有名です。

200年も前のアンティークシルバーも、正しいお手入れすれば、いつの時代も使用できるのです。

銀の食器を使い、銀製品を磨く行為は、日本にはない「文化」なのですね。

日本では銀食器の文化は一部の層に限られ定着していません。スプーン等のカトラリーも日本ではステンレスが一般的です。銀(シルバー)を使う習慣がないので、銀(シルバー)を磨くという行為は「手間」と思われていて、シルバーアクセサリーは磨く手間を省く為にロジウムコーティングなどがほどこされているようです。

そんな話を友人としていて思い出した事!
わたしが通っていた学校には教会がありました。当番で教会の銀の聖杯を磨く仕事がまわってきました。静かな教会で黙々と銀の聖杯を磨いていた遠い記憶。静粛な雰囲気の中、ピカピカに輝きがよみがえる聖杯をみてワクワクしたのを思い出し懐かしく思いました。手にした銀製品が自分の体温であたたかくなり、ピカピカに輝きがもどるさまは、心まで輝くような感じがしました。

銀(シルバー)本来の輝きを楽しむのは、自分で楽しみながら磨き上げることだと思うのです。自然の輝きを放つシルバーのアクセサリーを身に付ければきっと心まで輝くでしょう☆

シルバーのお手入れはとても簡単!
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