幾何学・図形に秘められた意味

図形は一定の決まりによって定められる様々な形状のことであり、
様々な幾何学における基本的な対象である。(Wikipediaより)

親しみのある、“まる・さんかく・しかく”などの図形をジオメトリーモチーフ(幾何学文様と)いいます。
幾何学文様は古代ギリシャで生まれ、その後、世界中に伝わっていきました。
ほかの方法では表現しにくい意味、文字ではおよばない意味を示すのに使われてきました。
多くの人たちが、それらの図形にそれぞれの民族の精神性や独特の世界観を見出したのです。

■円・丸(球)・楕円形
始まりも終わりもないため、完全性・永遠・完璧さの普遍的な象徴で、
神・地球を循環する水・生のサイクルを示します。
「円」というジオメトリーモチーフは、古代の人たちの宇宙観を表現しているといわれています。
昔の人は地球が宇宙の中心であると考えており、地球の周りを永遠に公転しているものと考えていました。
このことから「円」のモチーフは、決して途切れることのない連続性や永遠を表わすことになったのです。

■三角形
三角形は数字の3と象徴体系を共有し、始まり・中間・終わりを表し、一説には古代の人たちが最も神聖視していた形とも言われています。
それは、古代の人たちが「3」という数字に、母性を当てはめていたことからもわかります。
母親は子どもを産み、育て、成長させます。同じように三角形も「成長」や「拡大」をもたらす意味があるのです。

■四角形
「四角形」というジオメトリーモチーフは、あらゆる形のなかで最も完全な形態を表すとされています。
古代の人たちは、四角形の4は、世界を構成する数。四大元素の「火」「土」「風」「水」、春夏秋冬を表す四季、人間の身体を構成する「頭」「胴体」「脚」「腕」の四つの部分、東西南北の四つの方位、キリスト教の象徴である十字架など、この世界を構成しているものすべてが、「4」という数字で表現されています。このように四角形は、世界の完全性を表しているのです。
また四角形は、あらゆる物事を安定させ、すべてを包み込み、固めて形づくるろうとするパワーを持っています。

■渦巻き・螺旋・流線形
地球の自転・つむじ風・渦といった自然の強い力と関連づけられています。
古来より渦を巻いて流れると考えられていた「エネルギー」と「生」のリズムの象徴であり、
マヤ族にとっては冬至と1年の新しいサイクルを表しています。
四大元素が作り出した自然のかたちは、私たちにパワーを与えてくれそうです。

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